

*子どもたちの制作したポスターは記事文末にてご覧いただけます。
2025年8月6日(水)横浜市教育委員会主催「子どもアドベンチャーカレッジ2025」(横浜市役所アトリウム)にてガットフレイル会議と横浜FC共同による体験学習プログラム「腸内細菌とスポーツ」を開催しました。
体験学習には小学校高学年の児童47名、保護者41名が参加し、「おなかの専門医」として日本ガットフレイル会議理事 高木智久先生(京都府立医科大学大学院医学研究科消化器内科准教授)が登壇、また元Jリーガーの内田智也さん(横浜FC C.R.O)、そして横浜FCのマスコットキャラクター「フリ丸」も登場し、参加した子どもたちと保護者の方々とともに胃腸とスポーツの深い関係性を学ぶプログラムとなりました。
*本イベントはガットフレイル会議の「こどものガットフレイルを考える。プロジェクト」の一環として開催しました。
第一部:クイズで学ぶ「腸内細菌とスポーツ」

体験学習プログラム前半では「腸内細菌とスポーツ」をテーマに、子どもたちが体を動かしながら学ぶクイズ形式のワークを実施。
クイズは「腸内細菌」という言葉を学ぶことからスタートし、近年、腸内細菌がスポーツのパフォーマンスや回復力に影響することが分かってきていること、マラソン選手には疲れのもとをエネルギーのもとに変えてくれる腸内細菌が多く存在することや、ゴリラの筋肉と腸内細菌の秘密などを三択クイズ形式で髙木先生の解説を交えながら和やかにワークが行われました。
また元Jリーガーとして活躍された内田智也さんの現役時代の食事メニューも紹介され、腸内細菌とスポーツの深い繋がりに、子どもたちは熱心に耳を傾けました。
第二部:学んだことをカタチに「ポスター制作」

体験学習後半は、前半のクイズで学んだ知識を活かしグループごとにポスターを制作。テーマ決めから役割分担まで子どもたちが主体的に話し合い、限られた時間の中で各グループが協力しながら作品を完成させました。
ポスター制作中には子どもたちの議論のなかで「どんな食事が腸内細菌を増やすのか」「選手の食事とパフォーマンスの関係」など、「腸内細菌」という言葉を初めて耳にした子どもたちも多かったなかで、ごく自然に腸内細菌とスポーツについて議論を深めていく姿が見られ、ポスターとして学びがカタチとなっていきました。
保護者の方々からの高い関心も

体験学習の終了後には、保護者の方々から先生へ質問があったり、腸内細菌を育てる食材についてのスライドを熱心に撮影される姿も見られるなど、家族の胃腸の健康を守ることへの関心の高さが伺えました。
日本ガットフレイル会議では、「こどものガットフレイルを考える。プロジェクト」の一環として「楽しく学べる胃腸の教育」を通じて、子どもから大人まで幅広い世代の胃腸からの健康づくりを応援していきます。
子どもたちが制作したポスター(順不同)








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日本ガットフレイル会議